起床した時に陰茎が勃起している状態を朝勃ち(朝立ち)と呼んでいます。
朝勃ち(朝立ち)は「健康のバロメーター」とも言われていて健康を知る上で重要な意味があります。
目次
朝勃ち(朝立ち)の仕組み
朝勃ち(朝立ち)は健康な男性であれば誰しもに起こる性的現象です。しかしながら30代を迎える頃からは悲しいかな朝勃ち(朝立ち)することも少なくなってきます。
朝勃ち(朝立ち)は「夜寝ている時」にも起こる
朝勃ち(朝立ち)は「朝に勃つ(立つ)」と書きますから起床時だけに起こる現象と思われがちですが実は、そうでは有りません。
健康的な男性であれば年齢を問わず睡眠時に4〜6回位、勃起現象が起きています。この現象は私のような「完全ED」の症状の男性でも起きます。
睡眠には
「ノンレム睡眠」→深い眠り
の2種類が有り、90分間隔で繰り返しています。
朝勃ち(朝立ち)が起きる理由は
副交感神経が刺激されて、レム睡眠中(眠りが浅い)に勃起現象と目覚めが重なった時に起きます
50代以上の男性でもノンレム睡眠時(眠りが深い)に、勃起現象は起きます。
但し、若い男性に起きる夜間の勃起現象は意味合いが少し違います
50代以上の男性の夜間勃起現象→排尿を、もよおす
ことが原因と言われています。
若い男性ですと排尿を、もよおして夜間に起きることは殆どありません。しかしながら、50代になると夜間に排尿を、もよおしてトイレに行く回数が増えます。
いわゆる「オシッコが近い」現象が起きてくるのが50代からです。若い男性の勃起とは意味合いが違いますが両方ともに勃起現象が起きていることには違いありません。
朝勃ち(朝立ち)は健康のバロメーター
私も10代の頃に朝勃ち(朝立ち)した時には何とも言えない違和感を感じたものです。当時はネットでの情報も殆ど無かったですから朝勃ち(朝立ち)した時には誰にも言えず悶々と過ごした記憶があります。
10代後半から20代に掛けての若い男性であれば連日のように朝勃ち(朝立ち)するのも珍しいことではありません。何故なら、朝勃ち(朝立ち)とは陰茎が正常に働いていることを意味するからです。
睡眠時・起床時に勃起が起こるということは、陰茎の海綿体に十分な血液が送り届けられていることを意味します。
私の場合は今から振り返ると30代後半から朝勃ち(朝立ち)の現象が徐々に少なくなっていた記憶があります。当然、この時には陰茎に充分な血液が送られていなかったことに、なります。
もし、私がこの段階で
朝勃ち(朝立ち)しない→EDの気配が有るかも?
との疑問を抱いていれば事前にEDを防げた可能性は高いですし、「完全ED」にまで症状が進むことはなかったと言えます。
ですから、ひとくちに朝勃ち(朝立ち)と言いましても実は健康を大きく左右する問題であるとの認識は必要です。
朝勃ち(朝立ち)しないのはEDの前触れ
私の場合は30代後半で朝勃ち(朝立ち)しなくなった段階で既にEDの現象は始まっていたと言えます。
その事を軽く考えて周囲に
最近、勃たないんだよね
と話していたのですから当時の無知ぶりに自分でも呆れます。
思い返すと30代後半は仕事が忙しいことも有りますが毎日、疲れが抜けない状態が続いていました。また、同時に睡眠が浅い・運動もしない・食事の量は多い…毎日でした。
ですから30代後半と言う年齢は一般的には「一番仕事が出来る時期」だと言われているにも関わらず私の場合は、ただひたすらに毎日の業務をこなすことで精一杯でした。
朝勃ち(朝立ち)しなくなる主な原因としては年齢から来る、体全体の血液の流れが悪くなり、陰茎への血液の流れも若い男性と比較して悪くなるのが原因です。
しかしながら年齢から来る血液の流れだけが原因か?と言われると、その他にも原因があります。
朝勃ち(朝立ち)しない原因①
私の場合、顕著だったのが仕事が忙しいことで起きる「疲労」・「ストレス」です。
当然ながら仕事だけではなくて30代後半くらいになると子供も成長して進学などの面でプライベートの面でもストレスが出てくるものです。
私の場合は自営業でしたが毎日・毎日、苦しい資金繰りに悩み、夜は寝れない毎日が続きました。
また、経済的にも家に余裕が無くなり、それが原因で妻との関係も悪化するばかり。
仕事でのストレス・疲労
家庭でのストレス・疲労
が原因で知らない内にEDの症状が進み、この頃には朝勃ち(朝立ち)も忘れるほどの疲れ果てた毎日でした。
私の場合は「酒」も「タバコ」も好まないです。唯一好むのが「女性」でした。
この頃もセフレとの関係は続いていましたが私自身が経済的に余裕がなく心の余裕もなかった時期ですから当然、セフレとの関係も悪化していました。
朝勃ち(朝立ち)しない原因②
女性の場合、中年になると「更年期障害」の女性が増えてきます。
「体のほてり」「汗が止まらない」ばかりではなくて更年期障害が原因でウツ病を発症する女性も居るほどの現象です。
実は、余り知られて居ませんが男性にも更年期障害は有ります。
一般的には女性と比較して割合は少ないと言われますが重症の男性はウツを発症する場合も有ります。
男性で更年期障害を発症すると、朝勃ち(朝立ち)しなくなる場合があります。
この理由は、更年期障害になると男性ホルモンの分泌が悪くなり、結果としてホルモンの量も減少するからです。
ストレスに「強い」「弱い」は有りますが、「ストレスに強い」と周囲が想っていた男性が更年期障害に掛かることもあります。
仕事・家庭で年齢的に一番忙しい年代が30代。
だからこそ「趣味」を持ち「ストレス」発散する事が大事です。
結果として、それが健康にも繋がり勃起力の向上にも繋がることになります。
朝勃ち(朝立ち)を復活させる方法
毎日の適度な運動
私の場合は仕事での移動は車を使っていました。ですから当然、歩く距離も極端に少なくなります。
健康な人は「1日1万歩」とも言われていますが当時は、1日1000歩も歩いていませんでした。
毎日、歩くことも少なくジムに通うこともなく食べる量は人並み以上でしたから太るのは当然です
学生時代は、ずっと体重は62~65㎏くらいをキープしていました(身長は178cm)が当時は体重が80㎏オーバーで久しぶりに会う人からは必ず
太ったなぁ
と言われる程でした。
忙しい毎日で、しかも夜遅くまで仕事をしている方も多いです。帰宅してから運動するのは精神的にも辛いですよね。
一番、手軽に出来るのは仕事中に歩くことを意識する
ことです。可能な限り、車での移動を止めて電車での移動にする…。
これだけでも1日5000歩くらいであれば充分に可能です。
毎日、適度な運動をすると男性ホルモンの分泌が活発になります。結果として勃起力のアップにも繋がります。
食生活の改善
私の場合は、30代後半からは妻との関係も悪化してましたので食事も外食が増えました。外食が増えると当然、摂取カロリーも増えていきます。
元々、野菜は好きではありませんでしたが、さすがに体重が80㎏を超えてきましたので食生活も見直しました。
先ず、食事は「野菜中心」に少しずつ意識的に変えていきました。一気に変えるのは難しいですが私の場合は特に「肉好き」でも無かったのが幸いでした。
食事の時には「野菜」から食べ始める
ゆっくりと時間を掛けて食事する
ことを心掛けました。
減量は余り意識していませんでしたが結果として、2ヶ月で5㎏くらいは減量して、受診した健康診断でも全ての項目がA評価に、なるほどの効果は有りました。
私の場合は「減量が目的」ではなくて「減量の後ろにある精力アップが目的」でしたから比較的簡単に減量できました。
減量は「苦しいもの」と思いがちですが私の場合は「勃起したギンギンの姿」を思い浮かべて毎日を過ごしていましたので特に辛い思い出は無いです。
ただ、もう少し体調面に早く配慮していれば完全EDまで症状は進行しなかったのでは、との想いは有ります。