私くらいの40代の男性は「加齢と共に性欲は低下しても仕方ない」と考えている人が多いです。
性欲の低下原因は加齢だけでは有りません。食事・生活習慣を改善することで、若い頃のギンギンの勃起力を取り戻すことは可能です。
目次
性欲低下を自覚する時
年齢を重ねると共に性欲低下を自覚するのは
セックスレス
疲れてオナニー(自慰)する気も無い
女性を見ても「エロい気持ち」が湧いてこない
場合に自覚することが多いです。
私の場合は完全ED(40歳)に、なる前の2~3年間、性欲低下の自覚が有りました。その時までは3度のご飯よりも「セックスが大好き」な男でした。
しかしながら30代後半に、なるとセフレとのエッチも余り意欲が湧かない状態が続きました。対してセフレが性欲満々ですから、良くケンカになりました。
「自分の性欲低下」が原因でケンカしている訳ですから、セフレにも悪いと思いつつ、情けなさも同時に持っていました。
性欲低下の理由は?
男性・性欲の低下は、テストステロン(男性ホルモン)の減少が原因です。
テストステロン(男性ホルモン)は筋肉の増大・骨格の発達を促し、性欲に直結する働きをしています。
テストステロン(男性ホルモン)は、30代後半くらいから減少していく傾向にあります。
私の場合はストレスも有りましたが年齢的に30代後半から性欲低下の現象が有りましたから、テストステロン(男性ホルモン)の減少が性欲低下の主な原因だと考えられます。
テストステロン(男性ホルモン)は、加齢だけではなくて生活習慣・ストレスが原因で減少する場合も多いです。
ストレス
仕事をする上で一番、油が乗り切っているのは「35歳」前後です。この年齢の前後は体力的にも、充実していますし気力も、みなぎっています。
また、一晩くらいならば徹夜しても大丈夫な年齢です。
会社の中でも中堅、或いは管理職にもなり責任感も増していく年齢が35歳前後です。その為に、仕事から来るストレスは20代の頃とは比較しようが無いくらい抱えることになります。
ストレスは、テストステロン(男性ホルモン)を減少させる大きな要因となります。
ストレスに比較的強い人も確かに存在しますが、35歳を機に性欲が低下するのは多くの男性に見られる特徴です。
うつ病の発症
私は30代後半は経営していた会社が財政的に危機に陥り、毎日考えるのは資金繰りの事ばかりでした。
特に趣味も有りませんでしたから毎日がユウウツで、夜も眠れない日々が続きました。何となく、体全体が重くて食欲もなく、体重も激減し久しぶりに会う人からは
「病気なの?」
との、心配までされる位に痩せていました。
当時は、今と違い心療内科が無くて精神科と呼ばれる医者しか存在しませんでした。
本来ならば私も精神科を受診すれば良かったのですが何となく「精神科=完全に病んでる」とのイメージから受診は、しませんでした。
当然、毎日毎日が、そんな状況でしたから「性欲」も感じなくなりました。今から振り返ると完全に「うつ病」だったと考えます。
うつ病まで進行すると
- 睡眠欲
- 性欲
- 食欲
などの「意欲」が無くなります。私の場合、「死ぬ事」まで考えたことも有りました。今でこそ笑って振り返ることが出来ますが完全な「うつ病」だったと想われます。
「うつ病」の段階まで行くとテストステロンが減少します。結果として、性欲の低下にも繋がることに、なります。
マンネリ
年齢的に30代後半くらいになると結婚している男性は「結婚歴10年近く」を迎える人が多いです。
結婚歴が10年位になると、いくら夫婦仲が良くても「セックスレス」が増えてくるのは当然の事と言えます。
結婚前・結婚当初は
毎日のようにセックスしていた夫婦
↓
週に2回のセックス
↓
週に1回のセックス
↓
月に1回のセックス
↓
セックスレス
と言う流れが多いです。
セックスレスになる最大の原因は「マンネリ」です。
いくら好き同士で結婚しても毎日、同じ人とセックスしているのですから「マンネリ化」しても当然です。
マンネリ化は夫婦だけに限らないです。私もセフレとの関係は10年近いですが常にマンネリとの戦いです。
体の相性が良くてもマンネリは避けられないです。
マンネリを避けるには
- ホテルを変える
- 旅行に行く
- コスプレする
などの工夫を、しました。
この中で一番、効果が有ったのは「旅行」です。確かに、お金は掛かるのですがセフレが浴衣を着てると何故か性欲がムクムクと湧いてきて、その夜は激しいセックスになりました。
また、ホテルを変えてコスプレするのも効果は有ります。今のホテルには無料で「コスプレ」の服を貸してくれるところが多いですからね。
マンネリを避ける為には「いつもと違う環境」が必要です。
過去のセックスの失敗(トラウマ)
性欲が低下する原因として「過去のセックスの失敗(トラウマ)」を、いつまでも引きずっていることが有ります。
例えば
- 挿入の時に勃起しない
- 途中で萎える(中折れ)
- コンドームを付けると萎える
- 膣内に射精出来ない
このような症状の男性の中には「過去のセックスの失敗」が蘇ることが原因の場合が有ります。
私の初体験は17歳と早かったのですが当然、初めてだったので秒速で発射。しかも相手は年上で経験豊富な女性でしたので散々、笑われました。
それ以来、セックスがトラウマになり彼女が出来ても自分からセックスを迫ることさえ出来ませんでした。
テストステロン(男性ホルモン)の減少で性欲が低下するのではなく「精神的な要素」で性欲が低下する場合には、勃起薬・ED治療薬と並行して「精神的な要素」も立て直す必要があります。
実は「精神的な要素」を立て直すほうが勃起力を高めるよりも根気が必要です。即効性が有りませんから。
私の場合は17歳の童貞喪失後から、しばらくはセックス恐怖症になりました。これを克服できたのは完全に開き直ったからです。
その当時に彼女には
「初体験で恥ずかしい想いをした」
ことを正直に打ち明けました。
ドン引きされる…と思っていたのですが彼女は私なんかよりも遥かに器が大きく、笑って受け入れてくれました
何回か彼女とのセックスで過去のトラウマが消えていき20代前半で、過去のトラウマを完全に消し去ることが出来ました。
私に、とっては忘れることの出来ない女性です。
生活習慣の乱れ
テストステロンは男性ホルモンですから、ホルモンバランスが崩れると大きく減少します。
30代後半くらいになると仕事も忙しくなりますし、家庭でも子供の進学問題などが出てきます。また社内、社外を問わず付き合いも増えるのが30代後半です。
その為に接待などで夜遅く帰宅することも多くなります。
30代の前半までは気力・体力ともに充実していますから次の日まで疲れが残ることは少ないです。しかしながら30代後半になると自分でも体力が、ガクッと落ちるのを自覚します。
規則正しい生活をすれば良いのですが、なかなか仕事の付き合いもあり難しいですよね。
不規則な毎日を送るとテストステロンは当然ながら減少して性欲低下の原因にもなります。
性欲を改善させる方法
適度な運動
不規則な生活はテストステロンを減少させて性欲低下に繋がることが判明しています。これらを解消するには規則正しい生活、適度な運動が必要です。
毎日、深夜まで及ぶ仕事。疲れ切って自宅に戻る。そこから運動するのは非常に難しいです。私の場合は仕事中の移動を車から電車移動に切り替えて何とか「1日5000歩」を日課としました。
帰宅後の運動は難しいですが「仕事中に運動出来る」のですから一石二鳥です。今まで1日1000歩くらいしか歩いてませんでしたので当初は疲労感が残りますが直ぐに慣れます。
歩くことを日課にして以来、夜も良く眠れるようになり疲労を翌日に持ち越すことも無くなりました。
結果として「規則正しい生活」に戻すことが出来、「性欲」も復活したのですから「適度な運動」は「性欲改善」には欠かせない要素です。