
EDに関しては「病気ではない」との認識が強く過去のデータも余り残っていません。それでも完全に勃起しない(完全型ED)は20年前の約2倍以上になっていることが判明しています。
それにも関わらず「自然に治るだろう」との想いこみで放置している男性が殆どです。
勃起別EDの種類
EDの研究は古くから行われてきたものではなく直近のデータでも1998年のデータが残っているだけです。
そのデータの分析の前に、EDは勃起力によって3つの種類に分類されていることを理解すべきです。
軽度型ED
軽度型EDとは「だいたいの場合、性交に十分な勃起を得ることが出来て維持出来る」ことです。
中等型ED
中等型EDとは「時々、性交に十分な勃起を得ることが出来て維持することも出来る」
完全型ED
完全型EDとは「毎回、性交に十分な勃起を得ることが出来ず維持することも出来ない」
勃起別EDの移り変わり
1998年と2019年に行われた勃起力に関するデータは下記の通りです。
(1998年データ 30~79歳)
軽度型ED→1380万人
中等型ED→870万人
完全型ED→260万人
(2019年データ 30~79歳)
軽度型ED→1238万人
中等型ED→660万人
完全型ED→644万人
…に推移しています。
このデータを見て分かることは
- 軽度型EDは142万人の減少
- 中等型EDは210万人の減少
- 完全型EDは384万人の激増
21年前のデータと比較すると完全型EDの症状を持つ男性は約2.5倍に増加していることが顕著に分ります。約20年間で軽度・中等度のEDの男性が完全EDへと重症化したと言えます。
完全型EDだった管理人
私、トオルは40歳で完全EDに、なりました。しかしながら突然「完全型ED」になった訳ではありません。
当時、セフレが居ましたが毎週末にセックスをしていました。ところが、毎回ビンビンに勃起していたチン〇の勢いが無くなってきている自覚は有りました。
それまでは自分がイクまでに「最低でもセフレは3回イク」ことが当然でしたが、時にはセフレよりも先に自分がイッテしまうことも。
セフレは私より年齢も10歳下でシングルマザー。性欲はバンバンに有りますから私が先にイッテしまうことが何よりも不満な様子でした。
そんな気まずい状態でも関係は続きましたが、経営する会社を倒産させた精神的なショックは大きく、それが原因で完全型EDへと症状は悪化しました。
完全型EDに、なるとセフレとホテルに行っても全く勃起しないのです。
…かと言って「ヤリたい性欲」は充分にあり
今度は大丈夫だろう。勃起するだろう
…との自分への淡い期待を持ちセフレを説得して毎回ホテルへ
しかしながら以前はホテルに入った瞬間からギンギンに勃起していたチン〇が、ホテルに入っても全く勃起する気配すら有りません。
以前はセフレも気を遣ってくれて
先にシャワー浴びてきて
…と優しい言葉を掛けてくれましたが、この頃には
私が先にシャワー浴びてくるからね。ゆっくりしておいてね
…と、私が勃起しないことを完全に悟っている態度になっていました
完全型EDで精神的に追い詰められる
この頃の私は
- 会社の倒産
- 妻との離婚
- 子供の親権争い
- EDが原因のセフレとの別れ
…で毎日、思い悩んでいました。会社の倒産・妻との離婚・子供の親権争いに関しては幸いにも知人に信頼出来る弁護士さんが居ましたので全ては弁護士に一任しました。
ところが、完全型ED(当時は、その言葉すら知りませんでしたが)が原因で二人のセフレとも会えばケンカばかり。
私の場合はセフレでもあり「悩み・グチを聞いてくれる頼れる存在」でもありました。
会社・家族を失うことは腹に決めてましたが二人のセフレとの別れは、どうしても避けたい…これが、当時の私の身勝手な考えでした。
EDの男性は医者に行かない
2019年度の最新データに、よると中等度以上のED患者のうち、実際に医療機関に足を運んだ割合は7.6%(14人に1人)という結果に留まっています。
この中には「中等度」と「完全型」のED男性が居るわけですが当然、医者にも行かないわけですから「中等度」の男性は「完全型」へ悪化していきます。
2019年から2年経過した現在では「完全型ED」の比率は更に高くなっていることが予想されます。
私、トオルも40歳で「完全ED」に、なりましたが「中等度」の症状で何か手を打っていれば、症状は改善していた可能性があります。
ところが、私と同じようにEDの男性は症状を放置しているケースが殆どです。
なぜ、放置するか?の原因に関しては
- EDは病気ではない
- 放置しておいたら勝手に治る
- 性欲もなくなってきている
- 医者に行くのが恥ずかしい
これらが原因として挙げられています。
実は私、トオルが完全EDにも関わらず医者に行かなかったのは上記の理由にもある「医者に行くのが恥ずかしい」ことが原因です。
余りにもセフレとの関係が悪化した或る日、私は意を決して医者に電話したことが有ります。その医者はED専門で「プライバシー完全保護」を前面に打ち出しED患者を全国から集めているようでした。
今でもハッキリ覚えているのですが電話に出た人は明らかに若い女性でした。
私は、その瞬間に情けない話ですが電話を切っていました。
「プライバシー完全保護」と謳いながらも、始めの「受付」の段階ですら「ED患者の気持ち」を踏みにじるED専門機関。
これは私だけではなくてEDに悩みながらも医療機関に行かない人は「恥ずかしい」との気持ちが強いからです。
幸い私の場合はサプリで、ビンビンの勃起力を取り戻しましたが
- 医者に行くのも恥ずかしい
- バイアグラなどの薬は怖い
- サプリも怪しい
これらの理由でEDの症状が有るのに放置している男性が非常に多いです。悲しいかなEDは放置しても改善は、しません。
特に私と同じ40代・50代の人は、その事に早く気づいて行動を起こして欲しいです。そして年齢を重ねてもビンビンに勃起して夢のようなセックスライフを味わってもらいたいものです。