心因性EDの種類と対策

EDを大きく二つに分けると「心因性ED」と「器質性ED」とに分かれます。20代~30代でEDになる人は、大半が心因性EDと言われています。

今回は心因性EDの種類と対策に関して、私の経験談を交え深堀していきます。

心因性EDの種類

ストレス

実は、EDとストレスは大きな関係性があります。20代~30代の若い男性でもEDに、なってしまうのは大半がストレスによるEDです。

年齢的に、まだまだ若いですから仕事も早朝から深夜に及ぶことも多いはず。

会社に行けば嫌いな上司が居る
取引先に苦手な人が居る
女性社員と上手くコミュニケーションが取れない
同期と比べて出世が遅れている
毎日の満員電車が苦痛
休みの時でも仕事が頭から離れない

このようなケースが多いのではないでしょうか。

私、トオルは無謀にも33歳で広告代理店を立ち上げました。しかも始めから「株式会社」で。業界の経験は有りましたが、元の職場が同じ業界でしたので後ろ足で砂を掛けるような事は出来ません。

ですから「元の職場のクライアントには一切、手を出さない」との一筆を書いての独立でした。

正直、これは予想以上にキツかったです。クライアントを確保するには「飛込み営業」しか方法は、なかったですから。

毎日、毎日100件の飛込み営業の繰り返し。その内、契約出来るのは3件くらいです。今のように未だパソコンも携帯も、それほど普及していない時代でしたから「足で稼ぐ」しか、なかったのです

結果として、ようやく3年目からは軌道に乗りましたが早朝から深夜まで毎日仕事漬け。休みも殆ど、なかったですから頭の中は仕事の事ばかり

事業の成功とは裏腹に「男としての機能」は、この頃から衰えてきました。今から考えるとセフレとのセックスの途中でも仕事が気になるのですから明らかにストレス過多でした。

がむしゃらに仕事をするのは悪いことでは有りませんがストレスには最大限、気を付けないと私のように40歳で完全なEDに、なってしまう可能性は充分にあります。

「妻だけED」で離婚へ

私、トオルが結婚したのは27歳の時です。元妻は同い年でした。私は元々、セックスには淡泊な方で妻もフルタイムで仕事していましたから当初からセックスが多い夫婦では有りませんでした。

付き合っている頃から、お互いにセックスには淡泊な性格。それは結婚しても変わらずセックスは週に1回あるか、ないか…くらいのペース。

27歳で結婚して29歳で初めての子供が生まれたのですが、子供の誕生を機に元々少ないセックスの回数が更に激減しました。

女性は結婚して子供が生まれると「女から、お母さんに変わる」と言われていますが私の元妻も見事に、その典型的なパターンでした。子供が生まれると、母親は本当に大変です。子供の夜泣きもひどくて毎日が寝不足。

私も、自分なりに子供の夜泣きには付き合いましたが毎日は、とても出来ず。その分、元妻の負担は大きかったはずです。夫婦ともに共働きの毎日で、家に帰ると更に育児でクタクタ。そんな毎日で、とてもセックスの事なんか考えられなくなっていました。

しかしながら下世話な話ですが、私は子供が出来た時からセフレとの付き合いが始まったのです。体はクタクタで精神的にも常に会社の事を考えているにも関わらずセフレの前ではチン〇は元気に勃起します。

それが妻とは「イザ、挿入」の場面になるとチン〇は全く勃起せず。

この頃には元妻のことを「女性」と見ることができなくなっていました。なりふり構わず子育てする姿には感謝してましたが、どうしてもセフレと比べるとセックスの対象には見れなくなっていたのです。

私、トオルの場合は典型的な「妻だけED」のパターンです。

セフレには「毎回、凄いね」と言われるのに

妻には「元気ないね」と言われる不思議さ

この頃には、元妻は私のセフレの存在を薄々感じていたはずです。結局は会社を倒産させたことが一番の原因で離婚したのですが「妻だけED」も離婚した理由の一つです。

経済的な悩みでEDに

EDの原因として余り知られていなくて意外な原因として「経済的な悩み」でEDに、なるケースもあります。

私、トオルの場合は「妻だけED」と「経済的な悩み」の二つを同時に抱えていました。33歳で起こした会社が大手取引先の倒産で急激に資金繰りが悪化。考えるのは毎日、毎日お金の事ばかりです。

取引先にも、お金が払えない
スタッフの給料が払えない
家賃さえ払えない
銀行の融資も断られる

本当に当時のことを思い出すと今でも寝つきが悪くなります。当然、セフレとの関係も疎遠に。

今はコロナで景気が悪いですから当時の私のように「経済的な悩み」を持つ人は沢山います。毎日、毎日お金の事ばかり考えているのですからセックスどころでは有りません。

この頃からEDの兆候は有りましたが、そんな事を気にする余裕もなかったのが正直なところです

結局、私は33歳で立ち上げた会社を40歳で倒産させました。それを機に、知り合いから就職先を紹介してもらい新たな職に就きました。

ここから私の地獄のED生活(5年間)が始まるのです。

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