勃起剤に含まれる成分の中で重視すべきものとして「アルギニン」が有ります。
アルギニンは、どのような働きがあるのでしょうか。また勃起力改善に本当に役立つのでしょうか
目次
アルギニンって何
アルギニンは端的に言うとアミノ酸の一種です。しかしながらアルギニンは、体内で生み出せる量が少ないために食事を通じて摂取するだけでは不足しがちな成分と言えます。
加齢により減少する
アルギニンの最大の特徴は加齢と共に減少していくことです。特に40代以降の男性は若い男性と比較して半分まで減少することが証明されています。
半分まで減少するアルギニンを食べ物だけでカバーするのは、なかなか難しくなります。下記で述べるように不足分は意識的に精力剤でカバーすることが重要です。
アルギニンの効能
アルギニンを摂取することで下記のような効果が期待できます。
勃起力の改善
アルギニンは体内で一酸化窒素を生成する働きが有ります。一酸化窒素は血管を拡張させ、血流の流れを良くする物質です。
血管を膨張させて血の流れも良くしてくれる成分ですから当然、陰茎の毛細血管も膨張させてチン〇の先端にまで充分な血液が行き亘ることになります。
結果としてチン〇の勃起力が改善されるだけではなくて、持続力の改善にもアルギニンは欠かすことの出来ない成分となります。
性欲を増進させる
アルギニンには血中のアンモニア濃度を低下させる働きがあることが証明されています。アンモニアの濃度を低下させる事で疲労の回復能力が高まります。
疲労が回復すると同時に精力が高まり、性欲が増進することも判明しています。
アルギニンが含まれている食べ物
アルギニンは食事だけでは、摂取するのが困難です。アルギニンの成分が含まれているのは下記の通りです。
アルギニンを含む食べ物
- ゼラチン
- かつお節
- 落花生
- 大豆
- 鶏肉
- マグロ
- ごま
などの食材に含まれています。
但し上記の食材を大量に摂取するのは、なかなか困難と言えます。
比較的に摂取しやすい「鶏肉」「ゴマ」は私も意識的に摂取していますが、充分に食事でアルギニンが摂取出来ているか、と問われるとイマイチ自信も有りません。
アルギニンと精力剤
アルギニンは必要な栄養素である「アミノ酸」の一種です。実はこのアルギニンは殆どの精力剤にも含まれています。
基本的に日本製の精力剤にはアルギニンは含まれていますが、問題は含有量になります。せっかく高価な精力剤を服用するわけですから服用する前には自分なりに「成分」を納得するまで調べ尽くすことが大事です。
私の場合は「亜鉛」と同様に「アルギニン」の含有量にも細心の注意を払い、全ての精力剤を調べました。
レビューにも当然、目を通しましたが
評判の良い精力剤が良い
とは限らないです。
何故なら精力剤のメーカーにも少ないながらも悪質な会社は存在します。そのような会社は意図的に「悪いレビュー」は掲載しません。
むしろ「良いレビュー」ばかりが掲載されている精力剤は疑うべきです。精力剤は即効性の面ではED治療薬と比較すると劣ります。
その代わり、副作用は有りませんから安心して服用出来ます。
一度、勃起剤を服用すると最低でも1ヶ月は継続する必要性が有りますから「成分」に関しては、他人任せではなく自分自身が納得できる成分を含む勃起剤を選択することが重要です。
アルギニンの精力増強効果
血管を拡張する
アルギニンを充分に摂取することで血管内に一酸化窒素が発生します。一酸化窒素は血管を弛緩させて血の流れを改善します。結果として、血の流れがスムーズになります。
ED(勃起不全)の原因は動脈硬化が原因の血の流れの悪化です。チン〇は海綿体の毛細血管で構成されています。
通常は、血液が流れ込むことで勃起するのですが、動脈硬化が進行していると血液がスムーズに行き渡らなくなります。
その改善を、するのが一酸化窒素の役割に、なります。
男性不妊
通常「不妊」と聞くと女性側の問題と捉えがちです。しかしながら不妊の原因には、男性側の問題も同じ位あります。
男性側の不妊の問題点としては
- 精子の絶対数が少なすぎる
- 精子が活発に動いていない
ことが挙げられます。
このような男性にはアルギニンを摂取することで不妊の改善が見られることも証明されています。
アルギニンを意識的に摂取することで
- 精子の数を増やす
- 精子の運動を活発にする
ことが可能と、なります。
成長ホルモンの促進
加齢と共に成長ホルモンの分泌量も減少してきます。
ホルモン分泌が減少してしまうと
- 内臓の働きが低下
- 疲労回復が遅い
- 太りやすい
などの体調的に良くない症状が出てきます。
当然ですが「体全体の機能」も悪化しますから
精子を生みだすパワー
も落ちてくることになります。
「精子を生みだすパワー」が落ちると当然ながら性欲・精力も低下します。
アルギニンの摂取量
アルギニンは1日に3000mg、摂取する必要性が有ると言われています。しかしながらアルギニンは亜鉛と比較すると食べ物だけで必要な摂取量を取るのは困難です。
毎日の食事に気を遣うのは「体調の向上」と共に「勃起力改善」を目指すわけですから当然の事です。
しかしながら私のように独身の男性や、仕事で毎日忙しい人が食事面まで毎日、考えるのは非常に大変なことです。
私の場合はアルギニンの成分を自分なりに調べるなかで
- 鶏肉
- マグロ
- ごま
は意識的に摂取出来ています。
しかしながら
- ゼラチン
- かつお節
- 落花生
- 大豆
に関しては殆ど摂取出来ていないのが現状です。
食事面で色々と配慮するのは当然ですが余り神経質になり過ぎてストレスを抱えるようでは本末転倒です。
やはり「食事」も毎日、楽しんで摂りたいものです。
私の場合はアルギニンを摂取するのは完全に精力剤に頼っています。その代わり自分が納得のいく精力剤にはコダワリを持っています。
精力剤を服用する男性は私も含めて、どこかに体の不調を抱えている人が多いです。特に40代以降の男性で中性脂肪も含めて全ての機能が完全に良好な人は殆ど居ないはずです。
食事面では可能な限りアルギニンを含む食材を食べつつも、アルギニンを豊富に含む精力剤を併行して服用することが勃起力改善への早道です。